チオマ・ナディ/UK版『VOGUE』ヘッド・エディトリアル・コンテント
大胆なスタイルで輝かせるポジティブな意志
昨年9月にUK『VOGUE』の新トップに任命されたチオマ ・ナディの場合、内なる自分を反映する服が不可欠。「鮮やかな色、ユーモアのセンス、気まぐれなタッチ……自分らしさを感じる服を纏うと力をもらえる。昨年のパーティーで着用したシモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)のドレスは、デザイン通り人生をバラ色に変えてくれた」
1. シモーン・ロシャのドレス
ランウェイで見た瞬間、一目惚れしたというシモーン・ロシャのロマンティックなドレス。「これまでで見た最も精巧なドレスのひとつだけど、高貴すぎる感じに見えないところに惹かれた」という。本物に見紛うバラを透け感のあるベールでやさしく包み、ファンタジーの世界を凝縮したかのよう。時代を超越し、無邪気な気持ちを呼び覚ます。
2. アーデムのコート
ニューヨークから故郷ロンドンに戻った今、全天候型のバーンジャケットやレインコートの良さを実感しているチオマ。この春は、アーデム(ERDEM)から登場した、バブアー(BARBOUR)とコラボレートしたロングコートをウィッシュリストに追加。オペラコートのようなシルエットで、アンティーク風の花柄をパッチワークした取り外し可能なキルティングのジレが付属している。英国を代表する2つのブランドが結びつき、それぞれの魅力を存分に感じられる仕上がりに。
問い合わせ先/メゾン・ディセット 03-3470-2100
erdem.com
3. バレンシアガのパスポートウォレット
航空チケットを挟んだようなパスポート風のロングウォレットはバレンシアガ(BALENCIAGA)から。「好きなアクセサリーはいつもユーモアのセンスがあるものだけど、中でもデムナ・ヴァザリアの小意気さはブランドの名刺代わりといってもいい」。すべてレザーで表現された、大人の遊び心あふれるピースは、コレクター垂涎の一品だ。
問い合わせ先/バレンシアガ クライアントサービス 0120-992-136
www.balenciaga.com
4. ロエベのパンツ
日常着にひねりを加え、新しいシルエットを探求したロエベ(LOEWE)の2024年春夏。 「ジョナサン・アンダーソンはコレクションの出発点として従来の典型的なプレッピーを用いたが、仕上がりはそれ以上だった。個人的に気に入ったのは、カーキのスカートを巨大なピン針で留めたパンツ。クラシックなVネックセーターと合わせてカジュアルにスタイリングしたい」
問い合わせ先/ロエベ ジャパン クライアントサービス 03-6215-6116
www.loewe.com
5. フェラガモのバッグ
「マクシミリアン・デイヴィスがフェラガモ(FERRAGAMO)で力をつけていくのを見れてうれしい。昨年12月のブリティッシュ・ファッション・アワードで、彼にウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを贈ることができて光栄だった」と、彼女が応援する英国人デザイナーが生み出した新たなアイコンバッグ「ハグ」は、ファッショニスタがこぞって愛用しているイットアイテム。特にこの鮮やかなグリーンがお気に入りだそう。ガンチーニのクロージャーとサイドストラップによって生み出された美しい曲線のシルエットが印象的。
問い合わせ先/フェラガモ・ジャパン 0120-202-170
shop.ferragamo.com
6. ボッテガ・ヴェネタのパンプス
「特別な日でない限り、ヒールを履きたくなることはめったにないけど、このバナナリーフのようなデザインには紛れもなく抗いがたい魅力がある」とチオマが目をつけたシューズは、ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)から。トロピカルな葉をイメージしたプリントとエンボス加工が施されたラムスキンのストラップが足をしっかりとホールド。秘めたユーモアとかすかにのぞく素肌が、あくまでも上質な官能性をもたらす。
問い合わせ先/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966
www.bottegaveneta.com
Photography: Shinsuke Kojima, Daigo Nagao Styling: Ami Akishima Coordination & Text by Maki Saijo Editor: Kyoko Osawa